彼はその周囲に幕屋として、 やみと濃き雲と水の集まりとを置かれた。
雲と暗やみとはそのまわりにあり、 義と正とはそのみくらの基である。
彼は天を低くして下られ、 暗やみが彼の足の下にあった。
それは主が悩みの日に、 その仮屋のうちにわたしを潜ませ、 その幕屋の奥にわたしを隠し、 岩の上にわたしを高く置かれるからである。
だれか雲の広がるわけと、 その幕屋のとどろくわけとを 悟ることができようか。
ベネハダデは仮小屋で、王たちと酒を飲んでいたが、この事を聞いて、その家来たちに言った、「戦いの備えをせよ」。彼らは町にむかって戦いの備えをした。